タイトルのエシカル宣言15ヶ条は、TORIBA COFFEE（トリバコーヒー）が地球への環境負荷を減らすことを考えてまとめたものです。
エシカル宣言15ヶ条
私たちがどんなことを考えて行動しているのか、エシカル宣言15ヶ条ができたきっかけや思いなどを通して紹介したいと思います。
2020年11月、社長を含めた４名のスタッフでエシカルプロジェクトがスタートしました。
スタート時点では、エシカルという言葉に「環境に良いってこと？」くらいの認識しかありません。しかも理解できていると思っていた「環境」についても、よくよく考えてみるとあまり知らないことに気づいたんです。
このままではマズい。ということで『ひと目でわかる地球環境のしくみとはたらき図鑑』（創元社）というビジュアル図鑑で勉強を始めました。
みなさまに美味しいコーヒーを届ける仕事と並行してプロジェクトに取り組んでいたため、目で見て直感的に理解できる本に出会えたことは幸いでした。
勉強が進むにつれ、私たちの暮らしが環境に与える影響を知り、危機感を覚えていきます。
「私たちにもできることがあるのでは？」と週２回の勉強会を開くなど、少しでも環境に対してできることをプロジェクトで検討を進め、2021年3月、ついにトリバコーヒーのエシカル宣言15ヶ条を発表することができました。
いらなくなった紙袋をトリバコーヒーへ持っていけば、必要な人に使ってもらえます
15ヶ条は私たちだけで実現できるものではありません。
例えば、3~5条は使い捨てのコーヒーカップを削減するものですが、お客様にタンブラーやカップ、缶をご持参いただいて初めて成り立ちます。
また、10条はレシートの発行をやめるものですが、こちらもお客様のご理解があって実施できるものです。
当初はお客様にご負担をおかけして良いのか、受け入れてもらえるのかと不安もありました。しかし、意外にもお客様からは好感の声をいただきました。
お客様の中には「こういう活動をするお店を利用したかった。」というかたもいらっしゃり、私達の活動は想像以上に意味のあることだと認識できたのです。
自分たちだけではなく、お客様も一緒に環境のことを考える。これが本当のエシカルだと私達は考えます。
