人にも地球にも優しい活動を目指すトリバコーヒーグループ。
エシカルプロジェクトを立ち上げ、試行錯誤を繰り返した末に、トリバコーヒーのエシカル宣言15ヶ条が完成しました。
この取り組みはトップダウンで「やれ!」と命令して嫌々するものではありません。
プロジェクトの取り組みや意義を丁寧に説明する中で、スタッフそれぞれが自ら考えて動くようになってきました。
今回はその具体例について紹介したいと思います。
2020年11月、社長を含めた4名のスタッフでトリバコーヒーグループのエシカルプロジェクトがスタートしました。
メンバー4人から各ブランドへ、各ブランドの店長からスタッフへと取り組みを説明していないといけませんが、トップダウンで決めたことを無理矢理させるのでは意味がありません。
そこで、各ブランドの良さを活かした取り組みを展開しました。
各ブランドごとに取り組みを設定していますが、共通しているのは「スタッフから声が上がる環境作り」です。
店長からは取り組みの意義や背景を丁寧に説明するようにしています。
またスタッフから出た提案には真摯に向き合って「思い切ってやってみて改善する」「ネガティブな表現を使わない」など取り組みが活性化するような工夫をしています。
こういった工夫を繰り返すうちに、スタッフ同士でも話し合っていたりと自律してエシカルな取り組みが進むようになりました。
お客様とのコミュニケーションがスタッフのモチベーションをより強くし、さらなるエシカルな取り組みに繋がっています。
例えば、はまの屋パーラーでは、毎日発生するパン耳の廃棄に着目し、パン粉にしたりお客様にそのままお譲りしたりすることにしました。
この取り組みが好評で、お客様からは「こんなふうにして食べたよ」といったお喜びの声もいただくように。
廃棄が減り、お客様にも喜んでもらえ、コミュニケーションによってスタッフのモチベーションも上がる、とまさに三方良しの取り組みとなっています。
取り組みの内容は違えど、各ブランドでお客様とのコミュニケーションが生まれることで、エシカルの意義を肌で感じられるようになりました。
トリバコーヒーグループは、これからも各ブランド、そしてスタッフ個人の「らしさ」を活かして、地球にも人にもやさしいエシカルな取り組みをお客様と一緒に続けていきます。