人にも地球にも優しい活動を目指すトリバコーヒーグループ。
エシカルプロジェクトを立ち上げ、試行錯誤を繰り返した末に、トリバコーヒーのエシカル宣言15ヶ条が完成しました。
この宣言は各種メディアにも取り上げていただき反響も大きかったのですが、実はトリバコーヒーグループの各ブランドも宣言を作っています。
今回はその背景や思いを紹介します。
2020年11月、社長を含めた4名のスタッフでトリバコーヒーグループのエシカルプロジェクトがスタートしました。
私達の活動が環境に及ぼす影響の理解など、プロジェクトの前提となる部分からの出発に悪戦苦闘しましたが、各店舗やブランドが持つ”らしさ”を生かしたアクションが重要と考えていました。
なぜかというと、環境問題は大きな問題に考えがちですが、自分ごとでとらえなければ行動も変わらないからです。トップダウンで決めた取り組みではなく、それぞれの店舗やブランドで取り組めることを宣言にしています。
毎週のミーティング、Instagram投稿のシェア、チャットツールを使った最新情報のシェアなど、全体としてのプロジェクトを進めながら、各ブランドで取り組む内容の検討をしました。
本記事では「Whitely」「FLAGS Cafe」での試行錯誤を紹介します。
「TORIBA COFFEE」の思いは以下の記事で紹介しています。
課題が出るとどうしても「仕方がない」「忙しいから」といった言葉が出てしまうため、このマインドを変えるのに苦労しました。
けどアイデアや工夫のシェアをする中で、気づいたことがあります。それは「実はやってみれば意外と進む」ということです。
悩むより行動する、そういった最初の一歩を踏み出すことが大事なんだとプロジェクトを進める中で理解できました。
そのため、Whitelyではエシカルな取り組みについて「やりたいけど、何をしたら良いんだろう?」と思ってる人たちと一緒に、最初の一歩を踏み出せるようなお店を目指しています。
フラッグスカフェではフードロスや使い捨ての消耗品がたくさんありました。
そのため、プロジェクトの開始直後から「すぐに取り組めることからやろう」という精神で進めています。
また、取り組みについてはスタッフに一方的に押し付けることはしていません。
逆にスタッフからも積極的に提案してもらうなど、全員で取り組むことを大事にしています。
最近ではエシカルという言葉も世間に浸透しつつあるので、今後はお客様にも参加していただけるよう、マイ容器の持参なども進めていきます。
最終的には「フードロス0」がフラッグスカフェの目標です。